フィラデルフィア・セブンティシクサーズのNBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードは、トロント・ラプターズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンド第6戦で眼窩骨折と軽い脳震盪を負い、無期限離脱を余儀なくされた。

その後エンビードは順調に回復し、マイアミ・ヒートとのカンファレンスセミファイナル第3戦もしくは第4戦で復帰する可能性があると報じられているが、少なくとも第3戦での復帰は難しいのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、エンビードはシリーズ第2戦の前日、携帯電話の光に不快感を訴え、光過敏症の症状が出ている可能性があるという。

もし光過敏症であり、それが改善されていないなら、アリーナでプレイするのは難しいだろう。

シクサーズはフィラデルフィアに戻り次第エンビードの状態を確認するというが、リコンディショニングの時間も踏まえると、第3戦での復帰は難しいのかもしれない。

なお、シクサーズは現地4日に第2戦を落とし、シリーズを0勝2敗とした。

エンビードの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	レギュラーシーズン	NBAプレイオフ
出場試合数	68	6
平均出場時間	33.8	39.0
平均得点	30.6	26.2
平均リバウンド	11.7	11.3
平均アシスト	4.2	2.3
平均スティール	1.1	0.3
平均ブロックショット	1.5	0.8
平均ターンオーバー	3.1	3.3
FG成功率	49.9％	52.0％
3P成功率	37.1％	19.0％
フリースロー成功率	81.4％	83.1％