ゴールデンステイト・ウォリアーズのNBAタイトル奪還に貢献したケボン・ルーニーは、この夏に3年最大2550万ドルでウォリアーズと再契約した。

最初のNBAキャリア6年は主にバックアップビッグマンとしてプレイしたものの、昨季はスターターの座を勝ち取り、ウォリアーズに欠かせないひとりに成長したルーニー。

ルーニーによると、ウォリアーズで全NBAキャリアを過ごすことを望んでいるという。ルーニーのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。

（ウォリアーズは）僕をドラフトしてくれたチームだ。

僕はここでの生活が大好き。

このチームのシステムを知っているし、ここにいる仲間たちを知っている。

僕にとってホームであり、いたい場所だ。

これまでたくさんの偉大なベテラン選手たちと過ごしてきた。

彼らはいつもこう言っていたんだ。

「できるだけ長くここにいろ」とね。

このような文化はどこにでもあるわけではない。

フリーエージェンシーになるにあたり、そのことが常に脳裏にあったんだ。

ルーニーはオン・ザ・コートだけでなく、オフ・ザ・コートでも重要な存在になった。

ドレイモンド・グリーンがジョーダン・プールにパンチを見舞った後、ルーニーはプールと積極的に話をし、事態の収拾に努めたという。

華のあるNBAスターが多いウォリアーズにおいてルーニーは決して目立つ選手ではないが、これからも裏方として存在感を放ち、チームメイトたちをサポートするに違いない。

なお、ルーニーの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2021-22	NBAキャリア
出場試合数	82	367
平均出場時間	21.1	16.4
平均得点	6.0	4.7
平均リバウンド	7.3 （キャリアハイ）	4.8
平均アシスト	2.0 （キャリアハイタイ）	1.4
平均スティール	0.6 （キャリアハイタイ）	0.5
平均ブロックショット	0.6	0.6
平均ターンオーバー	0.8	0.6
FG成功率	57.1％	56.7％
フリースロー成功率	60.0％	60.6％