NBAスターのデイミアン・リラード擁するポートランド・トレイルブレイザーズは開幕2連勝と、最高のスタートを切った。

現地22日にはNBAタイトルコンテンダーであるフェニックス・サンズを延長戦の末に下したわけだが、延長戦最終盤にディアンドレ・エイトンが2本決めれば同点となるフリースローのチャンスを得た時、リラードがエイトンに話しかけたシーンがあった。

このシーンについて、リラードが説明した模様。

リラードによると、エイトンに話しかけたのはフリースローに集中させないためだったという。リラードのコメントをclutchpoints.comが伝えている。

僕はただ彼にこう質問したんだ。

「前に同じ状況を経験したことはあるかい？」とね。

彼に少し考えさせたかった。

すると、彼は僕を無視した。

彼は考えていたんだと思うよ。

エイトンはフリースローを外し、その結果ブレイザーズが勝利した。

エイトンは昨季、クラッチタイムでフリースロー成功率80％を記録したというから、リラードの作戦は成功したと言えるだろう。

リラードはブレイザーズを悲願のNBAチャンピオンに導くべく、これからも心理戦を駆使しつつ戦うに違いない。

なお、リラードの今季2試合のスタッツは以下の通りとなっている。

–	SAC戦	PHX戦
出場時間	36：45	42：37
得点	20	41
リバウンド	4	7
アシスト	8	3
スティール	2	0
ブロック	0	1
TO	4	4
FG成功率	27.8％ （5/18）	48.0％ （12/25）
3P成功率	12.5％ （1/8）	41.7％ （5/12）
FT成功率	100％ （9/9）	100％ （12/12）
+/-	-1	-2