36得点、11リバウンドで勝利に貢献したカイル・クーズマ「これでNBAチャンピオンになれるとは思わない」
ワシントン・ウィザーズのカイル・クーズマは現地10日に行われたダラス・マーベリックス戦で36得点、11リバウンド、6アシストの活躍を見せ、ウィザーズを勝利に導いた。
NBAオールスターのルカ・ドンチッチの株を奪うようなパフォーマンスでウィザーズを牽引し、チームを今季2度目となる連勝に導いたクーズマ。
だが、クーズマによると、NBA最高の使用率39.1%を誇るドンチッチのようにメインのボールハンドラーとしてプレイしたい欲はあるものの、それではNBAタイトルを勝ち取れないという。
クーズマは自身について次のようにコメント。NBC Sports Washingtonが伝えている。
メインのボールハンドラーとしてプレイしたいのは間違いない。
100%だ。
僕はチャレンジが大好き。
39.1%ではないかもしれないが、少しアグレッシブにプレイしている。
だが、これでNBAチャンピオンになれるとは思わない。
ただ、僕にはチームメイトたちを良くする能力があるし、スコアリングもあるし、いろんなことができるタイプの選手なんだ。
僕は今この瞬間を生きるように心がけている。
この夏は自己分析を何度もやったし、瞑想にも取り組んだ。
人生のためになることならどんなことでもやる。
やがて実を結ぶだろう。
金、バスケットボール、成功は、いずれやってくる。
初めて契約を結んだ時に学んだことだ。
僕はただ今を生き、バスケするだけさ。
エースのブラッドリー・ビールが離脱したのを受け、クーズマはより大きな役割を担っている。
来年夏にFAになることもあり、今年2月のトレード期限頃には多くのNBAチームから関心を持たれると見られているが、いずれにせよクーズマにとって今季はNBAキャリアをさらに前に進めるシーズンとなりそうだ。
なお、クーズマの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 12 | 354 |
平均出場時間 | 32.8 | 30.5 |
平均得点 | 18.8 | 15.7 |
平均リバウンド | 7.7 | 6.2 |
平均アシスト | 2.47 | 2.2 |
平均スティール | 0.3 | 0.6 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 1.9 |
FG成功率 | 46.9% | 44.9% |
3P成功率 | 35.1% | 33.9% |
フリースロー成功率 | 73.3% | 72.4% |
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