批判を浴びるディロン・ブルックス「僕は十分な機会を与えてもらえなかった」
メンフィス・グリズリーズのディロン・ブルックスは、ロサンゼルス・レイカーズとのNBAプレイオフ・ファーストラウンドを通してレブロン・ジェイムスにトラッシュトークを仕掛けた。
「彼は年寄り」、「僕相手に40得点あげない限り、僕は誰のこともリスペクトしない」などと強気の発言を繰り返したものの、ブルックスはグリズリーズに十分貢献することができなかったわけだが、ブルックスはグリズリーズからチャンスを十分に与えてもらえなかったと感じているようだ。
この夏に完全FAになるブルックスは、グリズリーズとの再契約の可能性とトラッシュトークについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
(グリズリーズとの再契約の可能性は)除外しない。
だが、トークのアプローチ方法を変えるつもりはない。
いろいろと批判されているが、僕はもっとたくさんのことをもたらせると思っていた。
それにも関わらず、十分なチャンスを与えてもらえなかったと感じているんだ。
ブルックスはNBA屈指のディフェンダーに成長したものの、オフェンスにおいては優れているとは言い難い。
レイカーズとのファーストラウンドはそれが露呈した形となったが、ブルックスは「もっと出場時間をもらえていたら、オフェンスでも貢献できた」と感じているのかもしれない。
NBAオールスターポイントガードのジャ・モラントは現地1日、これからはトラッシュトークを減らしていくことを明かした。
モラントは「チームの皆もそうしてくれるだろう」とし、よりバスケットボールに専念することを示唆したわけだが、ブルックスの発言とは方向性が異なる。
ここ最近は「グリズリーズはブルックスと再契約しない」という見方が広がっている中、果たしてブルックスはNBAチームと契約することができるのだろうか?
なお、ブルックスの今季レギュラーシーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | RS | PO |
---|---|---|
出場試合数 | 73 | 6 |
平均出場時間 | 30.3 | 27.8 |
平均得点 | 14.3 | 10.5 |
平均リバウンド | 3.3 (キャリアハイタイ) | 3.0 |
平均アシスト | 2.6 | 1.8 |
平均スティール | 0.9 | 0.2 |
平均ターンオーバー | 1.4 | 1.2 |
FG成功率 | 39.6% (キャリアワースト) | 31.2% |
3P成功率 | 32.6% | 23.8% |
フリースロー成功率 | 77.9% | 71.4% |
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