JJ・レディックが考える今のNBAで最もディフェンスするのが難しい選手トップ5は?
近年のNBAはデンバー・ナゲッツのニコラ・ヨキッチやフィラデルフィア・セブンティシクサーズのジョエル・エンビード、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポ、ダラス・マーベリックスのルカ・ドンチッチなど、海外出身の選手が支配している。
彼らはアンストッパブルなNBAスターであり、1on1で止めるのはほぼ不可能だろう。
そんな中、元NBA選手のJJ・レディックが今のNBAでディフェンスするのが難しいトップ5選手を発表した。レディックのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
5位から行こう。
ケビン・デュラントだ。
今季の彼はFG成功率55%、3P成功率40%、フリースロー成功率90%を記録した。
3シーズンでミッドレンジ成功率55%を記録しているのは、NBA史上他にいない。
7フッターであり、ハンドリングがあり、コートのどこからでもスコアリングしてしまう。
僕が選ぶ5位は彼だ。
4位はジョエル・エンビード。
彼は過去2シーズン、スコアリングでリーグをリードした。
今のNBAでは誰よりもフリースローを獲得している。
それが彼をディフェンスするのが難しい理由のひとつだ。
フィジカルに攻めてきた時の彼はほぼ止められない。
3位はステフ・カリーだ。
ロサンゼルス・レイカーズとのシリーズではピック&ロールを駆使し、ゴールデンステイトはやりたい放題やっていた。
オフ・ザ・ボールにおいては、彼がNBAで最もディフェンスするのが難しい選手だ。
ぴったりマークしなければならない。
一瞬でシュートを撃たれてしまうからね。
ステフが僕の3位だ。
前回、僕はヨキッチを5位に選んだが、あまり納得できていなかった。
今回は2位だ。
ニコラ・ヨキッチ。
トリプルダブルマシーンであり、ポストシーズンでトリプルダブル9回、ポストシーズン16試合で平均トリプルダブルを達成している。
1位はヨキッチとヤニス。
僕には選べない。
ヤニスはディフェンスに対してあらゆるプレッシャーをかけてくる。
トランジションでも、ハーフコートでも常にアタックしてくる。
彼には複数の選手をぶつけなければならない。
スタン・バン・ガンディが言ったように、壁を作らなければならない。
順当な選出と言えそうだが、ドンチッチとレブロン・ジェイムスが選ばれなかったことに首を傾げるNBAファンもいるだろう。
ただ、ドンチッチ擁するマブスはNBAプレイオフ進出を逃し、ジェイムスは足の怪我により多くの試合を欠場した。
もしそれらがなければ、レディックの選考はさらに難しくなっていたに違いない。
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