バックスはラッセル・ウェストブルックを獲得すべき?
昨季のNBAチャンピオン最有力候補の1チームだったミルウォーキー・バックスは、カンファレンスセミファイナルで敗退という期待を裏切る結果に終わった。
これを受け、オフシーズン中にロスターを調整すると見られるが、現在の既定路線はポイントガードの変更だ。
バックスはオールスターポイントガードのクリス・ポールのトレード獲得を狙うと噂されているものの、ポールには多くのNBAチームが関心を持っており、容易には獲得できないだろう。
そんな中、Complexのダニー・カニングハム記者があるトレードを提案した模様。
カニングハム記者によると、スーパースターのヤニス・アンテトクンポをチームに引き止めるためにも、トレードで元MVPのラッセル・ウェストブルックを獲得すべきだという。
ウェストブルックはミルウォーキーに完璧にフィットするかって?
間違いなくノーだ。
彼は素晴らしいアウトサイドシューターではないし、素晴らしいディフェンダーでもない。
だが、ウェストブルック獲得が何を表しているかと言うと、ミルウォーキーがアンテトクンポと共にNBAタイトル獲得を狙う姿勢を示すということだ。
アンテトクンポはこのオフにバックスとスーパーマックス延長契約を結ぶことができる。
もし延長契約を結ばなければ、彼は来年夏にFAになる。
カニングハム記者によると、このトレードでバックスはエリック・ブレッドソー、ロビン・ロペス、ブルック・ロペス、アーサン・イリヤソバを放出。
見返りとしてウェストブルックと2020年のNBAドラフト1巡目指名権を獲得するという。
ロケッツにとってはウェストブルックの大型契約を放出できるうえ、ベンチの強化にもつながるだろう。
一方、バックスにとってはメリットがないようにも思える。
アンテトクンポをチームに留めるためだけの目的であれば、このトレードが実現する可能性は限りなく低いだろう。
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