マイアミ・ヒートのジミー・バトラーは、激しい労働観を持っていることで知られている。

90年代のNBA選手のようなタフなメンタルを持ち、練習中も闘志をみなぎらせているというバトラー。

その激しすぎるメンタルが影響し、チームメイトたちとの衝突も少なくない。

ESPNのザック・ロウ記者によると、バトラーは昨季、チームメイトだったクラウダーと練習中に激しいトラッシュトークを繰り広げたという。

昨季終盤の5on5の練習の時、彼らはトラッシュトークを始めた。

トラッシュトークはヒートアップし、彼らは30分から1時間くらいコートを貸し切って1on1で決着をつけた。

1on1はウィングもしくはトップ・オブ・ザ・キーから始まり、ボールを持った選手はドリブルを一定回数してからシュートを撃たなければならなかった。

結果はバトラーの勝利さ。

ヒートの内部の人間によると、トラッシュトークの最中は下品極まりない言葉が飛び交い、他の選手たちは一歩も引かない彼らのバトルに心を震わせ、練習にエッジがもたらされたという。

昨季はイースタン・カンファレンス5位でNBAプレイオフに進出しながらも快進撃を見せ、NBAファイナルまで勝ち進んだヒート。

もしかしたらバトラーとクラウダーの熱いハートが選手たちに伝染したのが影響したのかもしれない。