ヤニス・アンテトクンポ「僕はマイケル・ジョーダンではない」

ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポは、フェニックス・サンズとのNBAファイナル第3戦で41得点、13リバウンド、6アシストと圧倒的なパフォーマンスを見せ、バックスを勝利に導いた。
アンテトクンポが40得点以上を記録するのは、第2戦に続き2試合連続。
NBAファイナルで2試合連続40得点以上、10リバウンド以上を記録したのは、NBA史上アンテトクンポとシャキール・オニールのみだ。
このパフォーマンスを受け、アンテトクンポには”バスケットボールの神様”マイケル・ジョーダンが樹立したNBAファイナル4試合連続40得点以上の記録に並ぶことが期待されている。
だが、アンテトクンポはこの質問を軽く聞き流した模様。
fadeawayworld.netによると、ジョーダンの記録に並ぶことについて質問されたアンテトクンポは、「僕はマイケル・ジョーダンではない」とただ繰り返したという。
アンテトクンポは注目されるのを嫌うタイプのNBAスターであり、大きなプレッシャーがかかるのを避けたかったのかもしれない。
いずれにせよ、シリーズ第4戦もアンテトクンポのパフォーマンスが鍵を握ることになりそうだ。
なお、サンズのクリス・ポールは第3戦を落とした後、アンテトクンポ対策について「僕たちは何とかして壁を作らなければならない」とし、ディアンドレ・エイトンだけでなくチーム全員で抑えることが重要だとした。
アンテトクンポのNBAファイナル第1戦から第3戦のスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 第1戦 | 第2戦 | 第3戦 |
|---|---|---|---|
| 出場時間 | 35:21 | 40:08 | 37:40 |
| 得点 | 20 | 42 | 41 |
| リバウンド | 17 | 12 | 13 |
| アシスト | 4 | 4 | 6 |
| スティール | 2 | 1 | 1 |
| ブロックショット | 1 | 3 | 0 |
| ターンオーバー | 3 | 3 | 1 |
| FG成功率 | 54.5% (6/11) | 68.2% (15/22) | 60.9% (14/23) |
| 3P成功率 | 50.0% (1/2) | 20.0% (1/5) | 0% (0/2) |
| フリースロー成功率 | 58.3% (7/12) | 61.1% (11/18) | 76.5% (13/17) |
| +/- | +1 | +3 | +20 |



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