ケンドリック・パーキンス「ルカ・ドンチッチをMVP議論に入れるべきではない」
ダラス・マーベリックスのNBAオールスター、ルカ・ドンチッチは今季、平均33.5得点、FG成功率50.5%と圧倒的なパフォーマンスを見せている。
現地11月29日に行われた昨季NBA王者ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦では41得点、12リバウンド、12アシスト、4スティールを記録し、マブスを勝利に導いたドンチッチ。
「今季のMVPはドンチッチ」と期待しているマブスファンは多いだろうが、元NBA選手のケンドリック・パーキンスはそう考えていないようだ。
パーキンスによると、マブスが今の成績にとどまっている限り、ドンチッチをMVP議論に加えるべきではないという。パーキンスのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
(MVP議論に加えるためには)個人として素晴らしい数字を残すだけでなく、所属チームが勝利していなければならない。
所属チームが勝率5割で9位、10位にとどまっていてはダメだ。
君たちは彼(ドンチッチ)がMVP議論に加わることを期待している。
それはあり得ない。
ルカは彼がやるべきことをやっているが、チームが成功を収め、上位にいなければならないんだ。
NBAの歴史を振り返ってみると、MVPを受賞した選手たちは上位のチームに所属している。
マブスは現在10勝10敗でウェスタン・カンファレンス9位。
もしマブスがこの順位でレギュラーシーズンを終えれば、ドンチッチのMVP受賞は難しいだろう。
だが、マブスが上位で終えることができれば、パーキンスもドンチッチの偉大さを認め、MVPに推すに違いない。
なお、ドンチッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2022-23 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 19 | 283 |
平均出場時間 | 37.4 | 34.1 |
平均得点 | 33.5 | 26.8 |
平均リバウンド | 8.8 | 8.6 |
平均アシスト | 8.6 | 8.0 |
平均スティール | 1.8 | 1.1 |
平均ターンオーバー | 3.6 | 4.1 |
FG成功率 | 50.5% | 46.1% |
3P成功率 | 31.5% | 33.6% |
フリースロー成功率 | 72.3% | 73.6% |
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