現地14日に行われたミルウォーキー・バックス対フェニックス・サンズ戦は、NBAオールスターフォワードのヤニス・アンテトクンポが36得点、11リバウンド、8アシストの活躍を見せ、バックスが勝利した。

アンテトクンポはこの日も積極的にリムを攻め、ひとりでフリースロー24本を獲得。

一方、サンズ全体のフリースローアテンプト数はアンテトクンポを下回る16本だった。

サンズを指揮するモンティ・ウィリアムスHCによると、バックスとの試合では何度も同じようなことが起こっているという。

ウィリアムスHCはバックス戦を終えた後、レフェリーのコールについて次のように指摘。fadeawayworld.netが伝えている。

公平ではない。

ブック（デビン・ブッカー）はフリースロー3本だった。

ジュルー・ホリデーは最もフィジカルなディフェンダーのひとりだが、3本だった。

ヤニスは24本だ。

馬鹿げている。

他に言葉が見つからない。

試合を通して相手が突っ込んでくるようなら、DA（ディアンドレ・ジョーダン）はプレイできない。

このチームとの対戦では何度もこういったことが起こっている。

アンテトクンポは先日、「僕を抑えるためにはチームでディフェンスするしかない」と語った。

つまり、サンズがNBAチャンピオンになるためには、チームとしてアンテトクンポを封じる策を見つけなければならないのかもしれない。

なお、今季50勝に到達したバックスは、NBAプレイオフ進出を確定させた。

一方のサンズはこれで3連敗であり、ウェスタン・カンファレンス7位ミネソタ・ティンバーウルブズとのゲーム差はわずか1.0、同11位ユタ・ジャズと同12位ニューオーリンズ・ペリカンズとのゲーム差は3.0と、厳しい状況に陥っている。

サンズのレギュラーシーズン残りのスケジュールは以下の通りだ。

現地日付	対戦チーム	ホームorアウェイ
3/16	オーランド・マジック	ホーム
3/19	オクラホマシティ・サンダー	アウェイ
3/22	ロサンゼルス・レイカーズ	アウェイ
3/24	サクラメント・キングス	アウェイ
3/25	フィラデルフィア・セブンティシクサーズ	ホーム
3/27	ユタ・ジャズ	アウェイ
3/29	ミネソタ・ティンバーウルブズ	ホーム
3/31	デンバー・ナゲッツ	ホーム
4/2	オクラホマシティ・サンダー	アウェイ
4/4	サンアントニオ・スパーズ	ホーム
4/6	デンバー・ナゲッツ	ホーム
4/7	ロサンゼルス・レイカーズ	アウェイ
4/9	ロサンゼルス・クリッパーズ	ホーム