エリック・スポエストラHCが記者の質問に不快感「そんなことを言うのは素人」

マイアミ・ヒートはデンバー・ナゲッツとのNBAファイナル第2戦を制し、シリーズを1勝1敗のタイに戻した。
この日はニコラ・ヨキッチに41得点を許したものの、アシストはわずか4に抑えることに成功。
そのためヒートがヨキッチのスコアリングを許容し、プレイメイクを封じることに専念したと見られているが、指揮官のエリック・スポエストラHCはその考えが好きではない模様。
スポエストラHCは第2戦を制した後、記者がヨキッチをスコアラーもしくはパサーになるよう仕向けたと発言すると、次のように指摘したという。larrybrownsports.comが伝えている。
バカげている。
そんなことを言うのは素人だ。
彼は信じられないほど素晴らしい選手だ。
2シーズンで2度、この地球で最高の選手になった。
ただ「彼をスコアラーにしろ」と言うことはできない。
彼らのプレイはそれだけではない。
彼らには相手を危険にさらすことができるオプションがすごくたくさんあるんだ。
スポエストラHCによると、ヒートはヨキッチを全面的にリスペクトしたうえで戦っているという。
とはいえ、もしヒートが第2戦でヨキッチのプレイメイクを封じる戦略を採用していたなら、それは成功だったと言えるだろう。
ヨキッチはNBAプレイオフ3試合で40得点以上を記録しているが、ナゲッツはいずれも敗れている。
だが、ヨキッチとマイケル・マローンHCがこのままで終わるはずもない。
ナゲッツが第3戦でどう対処し、打開するのか注目したいところだ。
なお、ヨキッチのNBAファイナルのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|
MP | 40 | 41 |
PTS | 27 | 41 |
TRB | 10 | 11 |
AST | 14 | 4 |
STL | 1 | 0 |
BLK | 1 | 0 |
TO | 2 | 5 |
FG% | 66.7% (8/12) | 57.1% (16/28) |
3P% | 50.0% (1/2) | 40.0% (2/5) |
FT% | 83.3% (10/12) | 87.5% (7/8) |
+/- | +14 | -11 |
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