トレード回避のロンゾ・ボール「ここにいられて嬉しい」
ニューオーリンズ・ペリカンズのロンゾ・ボールには、トレードの噂が浮上していた。
ボールにはニューヨーク・ニックスやロサンゼルス・クリッパーズなど多くのNBAチームが関心を示し、トレードによる獲得を狙うと噂されてたが、現地3月25日の期限までにトレードが成立することはなかった。
これを受け、長く沈黙を通していたボールが口を開いた模様。
ボールはトレードで放出されなかったことについて、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
ここにいられて嬉しいよ。
結局のところ、僕はトレードされなかった。
僕は僕がいたいと思っている場所にいる。
なるべくしてなった。
僕は自分がいるべき場所にいるんだ。
トレードの噂の発端となったのは、ボールが今季終了後に制限付きFAになること、そして父ラバー・ボールが「息子はニューオーリンズで満足していない。より大きなマーケットでプレイすることを望んでいる」とし、他チーム移籍の可能性を示唆したことだろう。
FA市場が近づくに連れ、トレードの噂は再び加熱するだろうが、NBAキャリアベストのパフォーマンスを見せているボールには外部のノイズに惑わされず、司令塔としてペリカンズをプレイオフに導いてもらいたい。
なお、ボールの今季とNBAキャリアスタッツは以下の通りとなっている。
– | 今季スタッツ | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 38 | 200 |
平均出場時間 | 31.7 | 32.2 |
平均得点 | 14.2 (キャリアハイ) | 11.4 |
平均リバウンド | 4.2 (キャリアワースト) | 5.8 |
平均アシスト | 5.6 | 6.4 |
平均スティール | 1.3 (キャリアワースト) | 1.5 |
平均ターンオーバー | 2.0 | 2.5 |
FG成功率 | 42.5% (キャリアハイ) | 39.7% |
3P成功率 | 38.5% (キャリアハイ) | 35.2% |
フリースロー成功率 | 76.7% (キャリアハイ) | 53.8% |
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