ニコラ・ブーチェビッチ「オーランドを恨んではいない」
オーランド・マジックで長年過ごしたニコラ・ブーチェビッチは、昨季中のトレードでシカゴ・ブルズに移籍した。
NBAキャリアの大半をマジックで過ごし、在籍中にNBAオールスターに2度選出されるなど素晴らしい実績を残したブーチェビッチ。
そのブーチェビッチが、現地26日に古巣マジックと対戦する。
ブーチェビッチによると、マジックからトレードされたことを恨んではいないという。ブーチェビッチのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
突然トレードされたわけではない。
何度も話し合ったし、互いに合意したんだ。
トレードしないと言われたのにトレードされてしまったような状況ではない。
彼らとコミュニケーションを取ったうえでのトレードだったから、僕にとってサプライズではなかったんだ。
オーランドに恨みを持つことは絶対にないよ。
常にポジティブだ。
チームが別の方向に進む時だったということさ。
望んでいたような成績を挙げることができずにいたし、結果的に双方にとって成功だったと言えるんじゃないかな。
ブルズにはNBA屈指のスコアラーであるザック・ラビーンとデマー・デローザンがいるため、ブーチェビッチの存在感はマジック時代と比べると薄くなっている。
だが、ブルズが勝ち続けている限り、ブーチェビッチは自身の仕事に専念するだろう。
とはいえ、ブーチェビッチには明日の古巣マジック戦でブルズを牽引するパフォーマンスを見せてもらいたいところだ。
なお、ブーチェビッチの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2021-22 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 12 | 680 |
平均出場時間 | 33.5 | 30.7 |
平均得点 | 13.7 | 16.8 |
平均リバウンド | 11.1 | 10.4 |
平均アシスト | 4.3 (キャリアハイ) | 2.7 |
平均スティール | 1.2 (キャリアハイ) | 0.9 |
平均ブロックショット | 0.9 | 0.9 |
平均ターンオーバー | 1.5 | 1.7 |
FG成功率 | 39.3% (キャリアワースト) | 49.4% |
3P成功率 | 28.0% | 35.4% |
フリースロー成功率 | 73.7% | 75.6% |
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