スコッティ・ピッペンが考えるヤニス・アンテトクンポを封じる戦略とは?
NBAオールスターのヤニス・アンテトクンポは、今日のNBAにおいて最も支配力がある選手のひとりだ。
昨季はミルウォーキー・バックスをNBAチャンピオンに導き、今季は連覇に導くべくチームメイトたちを牽引しているアンテトクンポ。
では、アンストッパブルなアンテトクンポを封じる策はあるのだろうか?
NBA屈指のディフェンダーとして活躍したスコッティ・ピッペンによると、アンテトクンポを封じるためにはとにかくペイントエリアから締め出すことが重要だという。
アンテトクンポ対策について質問されたピッペンは次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。
彼をフロアから締め出さなければならないと思う。
ここで言うフロアとは、ペイントエリアだ。
彼をペイントから締め出さなければならない。
それが最初の仕事だ。
彼は明らかに支配力がある選手だから、簡単な仕事ではない。
シャック(シャキール・オニール)を思い起こさせるよね。
だが、シャックよりレンジが少し広いと思う。
僕はフィジカルにプレイし、彼を何度も何度もプッシュしなければならない。
だが、僕はヤニスに対してディフェンスできないだろう。
僕と比べると、彼はあまりにサイズがあるからね。
僕ならヘルプやダブルチームを仕掛ける。
彼にはサイズがある選手をマッチアップさせなければならない。
ホーレス(・グラント)やデニス・ロッドマンのような選手をね。
アンテトクンポを1on1で抑えるのはほぼ不可能だろう。
つまり、ダブルチームやトリプルチームで封じるほかないわけだが、アンテトクンポにはアシストもある。
まだ27歳と若く、さらなる成長が期待されるアンテトクンポは、ますますアンストッパブルなNBA選手になるに違いない。
なお、アンテトクンポの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 67 | 6 |
平均出場時間 | 32.9 | 34.3 |
平均得点 | 29.9 | 27.8 |
平均リバウンド | 11.6 | 13.3 |
平均アシスト | 5.8 | 7.2 |
平均スティール | 1.1 | 0.2 |
平均ブロックショット | 1.4 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.3 | 3.8 |
FG成功率 | 55.3% | 52.2% |
3P成功率 | 29.3% | 13.3% |
フリースロー成功率 | 72.2% | 66.2% |
コメントを残す