フィラデルフィア・セブンティシクサーズは5年連続でNBAプレイオフに進出しているものの、その間カンファレンスセミファイナルを突破したことは一度もない。

今季もカンファレンスセミファイナルで敗れ、カンファレンスファイナル進出を叶えることができなかったシクサーズ。

NBAオールスターのジョエル・エンビードによると、シクサーズにはタフなメンタルが足りていないというが、トバイアス・ハリスもそう感じているようだ。

ハリスはシクサーズについて次のようにコメント。fadeawayworld.netが伝えている。

メンタルタフネスだ。

それが足りていないと思う。

メンタルタフネスだけだ。

その部分がまだできていないと思う。

ミルウォーキー（・バックス）の試合を見たが、あのチームは困難を乗り越えてきたチームだから、戦い続けることができる。

僕たちのチームではあまりにたくさんのことがあり、それが僕たち全体に影響を及ぼした。

下を向きすぎてしまった。

ボディランゲージがひどい時もある。

それがこのシリーズで僕たちを苦しめたんじゃないかな。

ハリスによると、シクサーズは気迫を前面に押し出すことができず、ハッスルプレイやルーズボールなどでヒートに遅れをとってしまったという。

NBAチャンピオンになるためには、強靭なメンタルが不可欠だ。

シクサーズの選手たちがそれを痛感したのは、来季に向けて大きな収穫だったと言えるだろう。

来季は学んだことを常にコートで発揮し、シクサーズファンを歓喜させる戦いを見せてくれるに違いない。

なお、ハリスの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	レギュラーシーズン	NBAプレイオフ
出場試合数	73	12
平均出場時間	34.8	38.8
平均得点	17.2	16.9
平均リバウンド	6.8	7.6
平均アシスト	3.5	2.9
平均スティール	0.6	1.1
平均ターンオーバー	1.6	1.5
FG成功率	48.2％	50.0％
3P成功率	36.7％	38.6％
フリースロー成功率	84.2％	86.4％