2022-23シーズンのNBAチャンピオンには、ニコラ・ヨキッチ擁するデンバー・ナゲッツが輝いた。

ナゲッツはヨキッチをはじめ、ジャマール・マレーやブルース・ブラウン、アーロン・ゴードン、ブルース・ブラウンなど主力選手たちが互いの欠点や不調をカバーしあい、素晴らしいチームワークでフランチャイズ史上初のNBAタイトルを勝ち取った。

だが、チームが一丸となって戦うことができた大きな要因のひとつは、ローテーションに入れなかった選手たちが犠牲を受け入れたことなのかもしれない。

hoopsrumors.comによると、レジー・ジャクソン、ディアンドレ・ジョーダン、トーマス・ブライアント、イシュ・スミスは出場機会がほとんどなかったにも関わらず、出場時間にまったく不満を漏らさなかったという。

今季のナゲッツで役割に不満を漏らした唯一の選手は、NBAキャリア2年目のボーンズ・ハイランドただひとりだった。

だが、ナゲッツはシーズン中のトレードでハイランドを放出。

このトレードがナゲッツのロッカールームにプラスに働いたのかもしれない。

王朝の始まりを感じさせたナゲッツは、来季もチーム一丸となってNBA連覇を狙うことだろう。

なお、ナゲッツの現在のロスターは以下の通りとなっている。