ドック・リバースHCがジェイムス・ハーデンに「もっとアグレッシブにプレイしてほしい」
NBAオールスターのジョエル・エンビードとジェイムス・ハーデン擁するフィラデルフィア・セブンティシクサーズはここ5試合で2勝3敗と、やや調子を落としている。
トレードでハーデンを獲得した後は絶好調だったものの、ここに来て勢いに陰りが見え始めたシクサーズ。
その要因のひとつは、ハーデンがプレイメイクに専念しすぎていることなのかもしれない。
シクサーズを指揮するドック・リバースHCによると、ハーデンにはポイントガードの役割ではなくアグレッシブに攻め込むプレイを望んでいるという。リバースHCのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
昨日(オーランド・マジック戦)の彼は、よりパサーの役割を担っていたと思う。
私はそれがあまり好きではない。
彼にはそう伝えた。
彼にはもっとアグレッシブになってほしい。
彼の能力と本能は素晴らしい。
どこにパスを出せば良いのか分かっているし、(マジック戦の)第4Qはよりアグレッシブにプレイしていた。
私はポイントガードのバージョンの彼よりアグレッシブなバージョンの彼のほうが好きだ。
なぜなら、いずれにせよ彼はポイントガードとしてプレイするだろうからね。
今季はタイリース・マキシーがスコアラーとしての能力を開花しつつあり、ハーデンは自らスコアリングを狙うのではなく、マキシーもしくはエンビードにボールを渡すことも少なくない。
だが、ハーデンはNBA屈指のプレイメイカーであると同時にスコアラーでもあるため、リバースHCはハーデンにスコアリングを求めているのかもしれない。
ハーデンがスコアラーの役割をより担うようになれば、シクサーズはさらに強力なオフェンスを手にすることだろう。
なお、ハーデンのシクサーズ移籍後とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | シクサーズ移籍後 | NBAキャリア |
---|---|---|
出場試合数 | 8 | 929 |
平均出場時間 | 37.0 | 34.6 |
平均得点 | 23.0 | 25.0 |
平均リバウンド | 7.4 | 5.6 |
平均アシスト | 10.5 | 6.7 |
平均スティール | 1.4 | 1.5 |
平均ターンオーバー | 3.1 | 3.8 |
FG成功率 | 43.2% | 44.3% |
3P成功率 | 39.2% | 36.2% |
フリースロー成功率 | 89.5% | 85.9% |
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