アトランタ・ホークスのNBAオールスターポイントガード、トレイ・ヤングは、昨季のニューヨーク・ニックスとのNBAプレイオフでニックスファンの敵となった。

それ以降、ニックスファンはヤングがマディソンスクエアガーデンを訪れるたびに強烈なブーイングを浴びせることになったわけだが、ヤングによると、ニックスファンは特殊であり、マイアミ・ヒートのファンは今季のNBAプレイオフ・ファーストラウンドでヤングに対して強烈な言葉を浴びせることはなかったという。

ヤングはヒートとのシリーズを振り返り、次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。

ヒートは僕に対して何も言わなかったと思う。

彼らはビジネスを続けているだけなんじゃないかな。

リーグには罵倒してはならない男がいる。

放っておくべき男がいる。

僕はそのカテゴリに入ったと感じているんだ。

そう話すヤングだが、ヒートはシリーズの大半でホークスを圧倒し、ヤングに仕事をさせなかった。

もしかしたらヒートの選手とファンはすでに次のステップを見据えていたのかもしれない。

とはいえ、ヤングのニックスファンに対するアドバイスとも取れる発言を受け、ニックスファンはブーイングをさらに強めることだろう。

なお、ヤングの今季レギュラーシーズンとNBAプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。

–	レギュラーシーズン	NBAプレイオフ
出場試合数	76	5
平均出場時間	34.9	37.2
平均得点	28.4	15.4
平均リバウンド	3.7	5.0
平均アシスト	9.7	6.0
平均スティール	0.9	0.6
平均ターンオーバー	4.0	6.2
FG成功率	46.0％	31.9％
3P成功率	38.2％	18.4％
フリースロー成功率	90.4％	78.8％