ブルックリン・ネッツのNBAオールスターフォワード、ケビン・デュラントは、現地28日に行われたオーランド・マジック戦で45得点をあげるパフォーマンスを見せ、勝利に貢献した。

まさにMVPレベルのプレイでネッツを牽引したデュラントだが、デュラントが目指しているのはMVPではないのかもしれない。

デュラントはマジック戦を終えた後に「キャリア2度目のMVPを期待している？」と質問されると、次のように答えたという。RealGMが伝えている。

そうでもない。

僕は受賞したことがある。

正直に話すが、その議論に加わるためにはものすごい努力が必要なことを、僕は知っている。

僕はただ僕たちのファンからのリスペクトがほしい。

僕たちの試合を観戦するために来てくれた彼らに良い時間を過ごしてほしい。

ただ、キャリアのこの時点で僕が称賛を得ることを気にし過ぎることはないよ。

デュラントは2014年にレギュラーシーズンMVPを、2017年と2018年にNBAファイナルMVPを受賞した実績を誇る。

だが、NBAで最大の名誉はチャンピオンになることであり、デュラントはネッツのファンに最大の喜びをもたらすためにもNBAチャンピオンに向けて突き進み続けることだろう。

なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
出場試合数	22	961
平均出場時間	36.7	36.7
平均得点	30.0	27.2
平均リバウンド	6.6	7.1
平均アシスト	5.4	4.3
平均スティール	0.7	1.1
平均ブロックショット	1.8	1.1
平均ターンオーバー	3.4	3.2
FG成功率	54.8％	49.7％
3P成功率	34.6％	38.3％
フリースロー成功率	91.9％	88.5％