ジョエル・エンビード「僕たちの仕事は子守りではない」
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは現地19日、NBAオールスターのベン・シモンズに1試合の出場停止処分を科したことを発表した。
シモンズが現地19日の練習中に、チームに対して「有害な行為」をしたとされるためだ。
シクサーズを指揮するドック・リバースHCはシモンズの練習中の態度に憤慨し、練習からシモンズを追い出したというが、NBAオールスタービッグマン、ジョエル・エンビードの我慢も限界に達しつつあるのかもしれない。
エンビードはシクサーズ現状について以下のようにコメントしたという。RealGMが伝えている。
現時点であの男のことは気にしていない。
彼はやりたいことをやっている。
僕の仕事ではない。
僕はこのチームをもっと良くすることに専念するだけだ。
僕たちの仕事は誰かの子守りをすることではない。
僕たちはコートでプレイすることによりサラリーをもらっている。
ハードにプレイしなければならない。
試合に勝たなければならない。
そのためにサラリーをもらっている。
ここに来て、誰かの子守りをすることでサラリーをもらっているわけではない。
それは僕たちの仕事ではない。
チームメイトたちも同じように思っていると確信している。
今回の事態により、シモンズとシクサーズの決別は決定的となったと見るべきだろう。
だが、シクサーズはシモンズのトレード先を探しているというが、条件を引き下げておらず、トレードが実現する兆候は見られない。
シモンズは試合を欠場するたびにサラリーの一部を没収されるというが、チームメイトたちからも見放された今、ますます厳しい状況に追い込まれたと言えそうだ。
なお、リバースHCはシモンズに対し、練習中にディフェンスのドリルに取り組むよう指示したものの、シモンズはこれを拒否。
同じやり取りが数度行われた後、リバースHCはシモンズに「家に帰れ」と命じたと報じられている。
コメントを残す