元NBA選手のチャールズ・オークリーは先日、ミルウォーキー・バックスのヤニス・アンテトクンポについて「80年代と90年代のNBAでは通用しない」と言い放った。

アンテトクンポは特にインサイドで支配力のあるプレイを見せ、インサイドの侵入した時のアンテトクンポはアンストッパブルな選手だ。

だが、オークリーによると、80年代と90年代のNBAはインサイドの屈強な男たちがひしめいており、ジャンパーがないアンテトクンポはスターターとしてすらプレイできないという。

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そんな中、数々のNBAスターたちを指導した経験を持つNBAトレーナーのドリアン・リーが、今のNBA選手と過去のNBA選手の比較論に言及した模様。

リーによると、37歳のレブロン・ジェイムスや36歳のクリス・ポールが今も支配力のあるパフォーマンスを続けているのは、若いNBA選手たちがゲームを知らないからだという。リーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

今日の選手が昨日の選手より優れている？

オールドスクール対ニュースクール。

今の選手たちのほうが高いスキルを持っている。

それは事実だ。

ただ、どれほどスキルがあろうが、プレイを知っているというわけではない。

37歳のレブロンは今季のリーディングスコアラーだ。

（5月で）37歳のクリス・ポールは今季のアシストでトップを走っている。

今の彼らが彼らのベストバージョンだと思うかい？

まったく違うし、君たちも分かっているはずだ。

そう話すリーだが、30代後半にも関わらずNBAトップレベルのパフォーマンスを維持しているジェイムスとポールについては、異例中の異例と言えるだろう。

また、スポーツ科学の進展による結果なのかもしれない。

過去のNBA選手と今の若いNBA選手たちを比較するのはナンセンスかもしれないが、これからのNBAを牽引していくであろう若手たちにはジェイムスやポールを上回るNBAキャリアを狙い、実現してもらいたいところだ。